自責思考になるための3つのSTEP

目次

婚活における他責志向と自責思考

 

 

私はこの1年9か月

成婚する人と

破局する人をみてきて

 

ある場面で

決定的な大きな違いがあることに気が付きました。

 

それは「交際が終了するとき」です。

 

両者は、交際が終了するときの言葉、思考の選択に大きな大きな違いがあります

 

 

成婚する人は

 

ひとつの交際が終わったときに

「自分の振る舞いや対応の不十分さが招いた結果」として考えます。

 

 

たとえば

「私からあまり質問をしなかったから」

「私もお相手のプロフィールをちゃんと興味を持って読み込まなかったから」など、

お見合いで話が盛り上がらなかったのは、交際が終了したのは

自分の振る舞いに原因があるかもしれないと考えます。

 

 

一方で

破局する人は

 

「相手が私の話を聞いてくれなかったから」と相手のせいにします。

また

「生理的に無理で気持ちが悪い」「服装がラフすぎる」

「くちゃくちゃ音をたてて食べマナーがなっていない」「深い話をしてくれない」 など

悪口や批判をします。

 

 

前者は自責の人。

後者は他責の人です。

 

つまり自責思考とは

自分自身の行動の結果が自らにあるとする考え方

 

その逆の他責志向とは

自分自身の行動の結果を他人や環境のせいにする考え方

 

です。

 

皆さんは人生でどちらの人を選びますか?

 

 

こんなに怖い他責志向さんのスパイラル

 

お見合いや交際、結婚相談所での婚活は1人で完結させることはできませんね。

婚活とは言うまでもなく相手あってのものです。

 

 

 

他責の人はすべて人のせいにしていることで次の交際への成長や気づきがありません。

チャンスを自分から摘んでおり、本当にもったいないのです。

 

 

もちろん何でも自分を責めすぎるのも良くありませんし、実際お相手の気遣いが足りない場合もあると思います。

 

 

しかし、

なんでも人のせいにする他責志向の人は

自分に自信がないため、人を批判することで安心感を得ようとしますので

 

婚活がうまく進まない原因を

結婚相談所のカウンセラーに求めてしまうこともあります。

お見合いが成立しないのはうまくいかないのは仲人のせい。

もっというと

そもそもこの結婚相談所のシステムのせい、などと言ったりします。

 

上司のせい、親のせい、生い立ちのせい、職場環境のせい、日本のせい、宇宙のせい・・ww。

 

そしてどんどん表情が戦う顔になり、不健康になります。

 

 

 

このような他責志向のループに足を踏み入れると

自分が今こういう状況にあるのは外的要因のせいだと決めつけてしまっているため、

「もしかしたら私は今他責思考になってるかも?」と気づくことさえ難しくなります。

 

 

交際に発展してからもお相手とうまくコミュニケーションが取れないことが多く

自分が正しいことを証明しようと、

お相手の短所を粗探ししたり、批判的な口調、上から目線になり

本来の魅力を半減させます。

 

 

しまいには感情的になり人を傷つける言葉を吐いてしまう方もいます。

 

吐いた言葉は自分にブーメランのように刺さり

病気になるか、仕事や人間関係で支障が出るか。

何か起きた後に気づくのです。

厳しいようですが、人を責めても本当に何ひとつ、いいことはないのです。

 

 

自分の心を守れるのは自分だけ

 

人は

心の安定を図る働きとして、

自分の中にある悪いものを外の世界に「投影」することがあると考えられています。

 

「投影」とは、受け入れにくい欲求や感情を、他人にあるかのように思い込むことです。

 

そうすると、自分の気分がいいときは、外の世界もいい世界に感じられ、

自分が悪い状態の時は、外の世界や周りの人も悪いやつだと感じます。

 

自分の悪い面を見たくないと感じることは当然の気持ちです。

 

心を守る機能には様々な方法がありますが

相手のせいばかりを多用してしまうことは、幼い子供の発想であり、健康的ではありません。

 

自分の中で抱えられないものを相手に投影し続けることは、

自分がどんどん弱くなることでもあるのですね。

 

悪い面だけを投影することで、相手の良い面を見ることができず、完全な悪いやつだと感じます。

 

ですのでその相手にひどいことをしても、怖いことにまったく罪悪感を感じづらくなるのです。

 

これって、麻痺するととても怖いことで、人間として成長しなくなります。

 

人を裁くことや傷つけることが快感になっていく人もいます。

 

 

そんな人と生涯を共にすると、相手は一生苦痛を味わい続けることになります。

 

あなたは、こんな相手と人生を共にしようと思うでしょうか?

 

まずは、自分にはどのような傾向があるのか気づくことから始めましょう。

 

 

あなたの心は他の誰でもない、あなたが守るのです。

 

 

誰しも自分が可愛いのです。自分の心を守ろうとします。

 

人は失敗するしミスをする不完全な生き物です

 

誰だってダメな部分、できないことがあって当たり前。

 

相手を責める前に、

自分だって完璧な人間ですか?ってことです

 

欠点を克服するためには、ありのままの自分を見つめ、欠点をカバーする方法や乗り越える方法を検討する必要があります。

 

自分のダメな部分を認識できる人こそ成長しますし、婚活でも良い方と巡り合えています。

 

まずはそのことに1日でも早く気づくことから始めましょう。

 

 

自責思考の人になるための3つのSTEP

つい他責志向になりがちな方は以下の手順で考えてみてください。

 

1 「どうしたらうまくいく?」に変換する

 

たとえば

「前に進みたいと思っていた相手と交際が終了した」

 

他責の人はこんな感じです

 

→交際終了した。相手のせいだ。

→会話もかみ合わなかったし、話も盛り上げてくれなかった。

→生理的に無理だったし、妥協してまで結婚したくないしこれでよかった

→自分の価値やよさがわからないなんて、結婚相談所にはこの程度の人しかない

 

というような感じです。

 

 これを自責に変換すると

 

→交際終了という事実は自分に原因がある

→相手が終了した理由はなんだろう?

→きっと自分に対して、明るい未来を感じてもらえなかったからかもしれない

 

では

→自分にたりないところや、もっと伸ばせる提供価値はなんだろうか?

→自分と同じ年代でも、結婚できる人はどんな人だろうか?

→その人から学んでみよう

このように、日の前で起きている現実は正しく、

すべての事象の原因は自分にあるととらえるのです。

そして、「どのようにすれば、うまくいくのだろう?」をキーワードに考えれば、

 

自責思考に切り替わり、問題を解決しやすくなります。

 

 

2 より深く、自分の成長につながる分析をしてみる

 

1で、

婚活の問題や原因の所在を特定し、

「どうすればよかったのか」「次回以降どうすべきなのか」

がわかったら。

ここで差がつくPOINTです。

 

さらに余裕があれば、より深く

「相手の立場だったら、自分はどうみえているかな?」

「3年後の自分だったら、同じ考えをするかな?」などと、

さらに深く掘り下げ、

ゴールからの高い視点で現状の自分を見つめることにより、

より多角度から、自分の婚活の検証を行うことができます。

 

 

「それって、そんなに気にすることかな?」

「相手にそう思わせちゃったのもまあ無理ないよね」

「自分も緊張して笑顔がなかったかもしれない」など、

今まで見えなかった気づきがみえてきたら、この段階は成功です。

そしてそう思えた自分に花丸をつけましょう。

 

3 失敗を引きずらず、後から意味をつけてみる

 

何もかも自分に非があると自分を責めるのが自責なのではありません。

自分の根幹を責めたり否定したり、メンタルが折れるほどモチベーションが下がり

婚活が停滞してしまっては意味がありません。

 

 

ほんのちょっと2割ほどの「太々しさ」もバランスよく持って切り替えましょう。

 

人の意見にも柔軟に耳を傾けます。

 

「私もよく頑張った!

でも、まだ自分がぶれていたから相手に気づかせてもらったのだ。

次は最初からちゃんと自分の気持ちに蓋をしないで開示していこう。」

 

などのように

 

失敗にフォーカスするのではなく、挑戦した自分をほめます。

 

そして

「おかげ様で、○○という気づきを得た」

感謝の感情として

意味付けができる人こそ、婚活で成長していきます。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

今日は他責スパイラルのループと、

3つのSTEPをお話ししました。

 

 

自分の人生を

責任主体で生きることは

一回り、大人の心に成長するということです

 

 

自信を客観的にみて、自責思考を日々トレーニングしていきましょう。

私がそばについています。

婚活を通しあなたの人生を成長に変えていきましょう。