これからの時代に、家族を営むことの本質は?

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先週とある会で、弊社の企業理念である
100年愛の家族について
70名ほどの前でプレゼンをする機会がありました。

 

 

 

その中のアンケートで「家族の幸せってあるのかな?」という声がありました。

 

日々の婚活セッションの中でも、「家族を思い描けない」という声を聴くことがあります。
家族を作る意味って何だろう?というお話です。

 

 

我が家は現役ステップファミリーです。
実子継子含め4人皆、個性豊かで、それぞれにいいところがたくさんあります。
私は日々、寮母さんのスタンスで過ごしています。
青山大学の駅伝の原監督と奥様が理想ですw

 

みんながそれぞれのフィールドで活動する選手。
心身健康に、快適に、最高のパフォーマンスで暮らし、家で居心地の良さを感じてもらうために
寮母である私と監督である主人が常に共有して
どうしたらいいか?を何でも話し合います。

 

「大人である私たちが、自分ができること、そして相手のためにやってあげたいことをお互いに形にしていこう」という目線を大事にしています。

 

しかしこれは最初からうまくいくことばかりだったわけではありません。

それぞれに離婚を経験しており喪失感を抱えている家族の集合体です。ステップファミリーを初めて間もない頃はいろんなことがありました。

正義感が強すぎた私は、初めの頃は正義感や価値観を押しつけて、家族がバラバラになりそうなこともありました。
俯瞰する力や気にしない力、見返りを求めない利他の愛を主人によって学び、カウンセラー資格を取り、軌道修正して実行していきました。
そこで私は自分の中の課題であるちっぽけな自分の小我に気づきました。

 

 

主人もかつては苦労した人生でしたが、自分の力で全て乗り越えてきて、あらゆる意思決定の動機付けが、壮大な“愛の人”なのです。
「人に期待する」打算的な気持ちや「あんなにしてあげたのに」と思う心が一切なく、能動的な愛情関係を人にギブできる人です。
そこから私も成長していったと思います。

そして夫婦で生まれたのがほめギブです。ほめギブが生まれたのは主人のおかげなのです♡

 

今家族や夫婦関係が思い通りにいかないと思って辛い方。
いろんな生い立ちや過去の経験があったと思います。
人は未完全な生き物です。
だから面白いのです。

パートナーシップ、そして特に子育ては
初めから思い通りにいく人はいません。
個性があって当然で、
長い目で通過点と捉えて
忍耐と思いやりの心、ほんのちょっとの柔軟性や俯瞰力を持ってやっていけば、すっと楽になることって多いと思うのです。

 

人生は100年時代ですから、まだまだ私自身も、発展途上、成長過程です。
これからの時代に家族を営む意味は、
私は自律・自立。
人として成長し、本当の愛を
次の3世代へバトンを渡すことにあると思います。
持続的な、包み込む愛を重ねながら、
大我の視点を学び、
夫婦で成長していけることが
結婚であり家族を作ることの意味だと思います。

 

今ここの“あなた”から始まる、家族の作り方が在ります。